花瓶選びに困ったら…

こんにちは
PRIMA商品企画の加藤です。


長年お花のお仕事をしている中で、お客様からご相談いただく事が多い花瓶について。
春のこの季節になると思い出します。
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「ミモザの花束をもらったのだけど、どんな花瓶がいいの?」

ミモザ
春のお花の代表 ミモザ
暖かくなってきて、外のお花が芽吹いてくるとミモザをお裾分けいただく方が多かったんです。実際、私もよくいただきました。

お庭に綺麗に咲いたお花をいただいたり
入学 卒業 退職 昇進 開業 開店 人生の節目の多い春の季節は
お花をもらう機会が1年で一番多いのではないでしょうか?
花瓶探し フラワーベース探しで 駆け込んでくる方が多いのです。
生のお花は寿命も短いので
いますぐ!飾りたい!花瓶に入れたい!という気持ちから
少々焦っている方がほとんど。

私も、職業柄いろんな花瓶をみて、セレクトして、使ってきました。
そんなお花のプロが選ぶポイントと書きとめてみようと考えました。
よろしければお付き合いください。

フラワーアレンジメントを選ぶ手順とは異なり
今回は「花束」目線での花瓶選びです。

いただいた花がある。花瓶に入れたい花があると想定して手順をお話しさせていただきますね。



ステップ1 サイズ・形

花束のサイズ・花の量がまずポイントです。
生花の花束をいただいた時、大体は綺麗なカラーペーパーで可愛くラッピングされているものです。たまに、可愛さゆえにそのまま飾ってしまう方がいますが
ラッピングを施されている大きさと
ラッピングを外した時の大きさは意外と異なります。
そのため、ラッピングしているサイズ感で花瓶を選ぶと、花瓶のが大きかったなんて事がおこる場合があります。
結果、なんか寂しいから付け足す事に・・・。
ですので、一度ラッピングを外してお花の分量を把握して花瓶を選んでくださいね。
一般的に、花瓶1に対して 花は1.5倍程度にすると良いと言われています。
垂れ下がるデザインや、ミニマムにギュッと詰めたり
例外のデザインバランスもありますが
今回は、生の花束をもらった場合の投げ入れを基本の考えでお話しています。
あまり長すぎても、転倒の危険も出てきますので
花瓶自体の重さ・なければ重石なども視野に入れてください。 
フラワーアレンジメント
花瓶1に対して 花の高さは1.5倍

ステップ2 素材・色
お好みではあるのですが、飾る場所のインテリアコンセプト・イメージに合わせて
洋風・和風・モダン・クラッシックなど
まずはイメージ重視。
質感も、和の土物の花器・洋物のお皿のような陶器。ガラスのようなクリアな質感。
ガラスでも色物・透明など、素材もいろも様々です。
しかし!!!!!!
たくさん花瓶を所有するのは、難しいですし。もったいない。
なので、今日は万能な定番に1個おすすめな花瓶を紹介したいと思います。

一つ目

ニュアンスがかったクリームカラーの陶器のフラワーベース。

アコーディオンのようなプリーツ形状が特徴的のおしゃれな花器です。

生花・造花問わず、お花を生けれます。
和にも 洋にも対応可能。
シンプルだけど、個性もあり
お花がない時も、オブジェとしてインテリア雑貨としてもすっと馴染む万能なデザインです。ころんとした丸いフォルムは、どんなインテリアシーンにもおすすめです。

花瓶
陶器のカンバーベース

フラワーアレンジメント
アレンジメント例

続いて二つ目
ポーランド製のガラスベースです。
中国からの輸入で、日本の物は支えられている今。技術の向上で本当によくできているのですが・・・。
こちらは、長年PRIMAがこだわってきた透明感とガラスの厚みを実現しているガラスベースです。
写真ではわかりにくいと思うのですが、持ってびっくり 飾って感動のガラスベースです。
花瓶
ガラスベース  (ポーランド製)
アレンジ例

ステップ3 好み・インテリアとの相性
色々と説明してきましたが、最後は「好み」です。
花と違って、花瓶は枯れて無くなるものではありません。
だから、定番で、万能なデザインを選ぶのは賢いと思いますが・・・。
無くならないものだからこそ!
自分が落ち着く、飾っていて幸せに思えるような
お気に入りを見つけられたら!と思います。

お花はわからないから、どんなのを選んだら解らないわ。と不安なお顔をして来店される方も多いですが、全然大丈夫なんです。
お洋服や、お料理作ってお皿をどれにしようかな?と
選ぶ感覚で、自分らしさ!を選んで欲しいです。

以上。長くなりましたが花瓶選びのポイントでした!
せっかくなので、プリマのセミオーダー花束もご紹介します。
高級・高品質にこだわりをもったPRIMAの造花。いい物を長くとお考えの方におすすめの造花です。是非一度その品質を確認してみてください。


最後に、花束を楽しむ豆知識を少し・・・
たまに、可愛さゆえにラッピングしたまま飾ってしまう方がいますが
ラッピングに隠れている茎の部分は数時間しか持たない水分量。
すぐにラッピングを外して花瓶に入れてあげる事が大事なのです。
また、花持ちがよくなるポイントとしては
茎の部分を少しの間、お水につけて吸い上げている部分を3.4cmでいいのでカットする事です。その工程をする事で、お水の吸い上げ力が上がりお花が生き生きとしてきます!
また、お水に入れる時は 花瓶に目一杯お水を入れてお花を入れるのではなく5,6割で浸かる程度に控えてください。
また、そのお水に浸かる部分に葉っぱなどがついてる場合は
もったいない!と思わずに、葉っぱ取り除く事もポイントです。
そういった小さなことを実践すると、水が濁る原因・また茎の劣化を防げます。
結果、切り花を長く楽しめる事に繋がります。

夏の暑い季節の、仏壇のお花にもぜひ試していただきたいです。
お花のパワーで、毎日少しでも元気で幸せに!お過ごしください。

大好評!アレンジレッスンも開催してます。
詳しくは、各店舗のホームページ又はお問い合わせくださいませ。

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